撮影: 2023年10月
ベルギーとドイツの国境に有るモンシャウはアイフェルの真珠と言われている小さな町です。
12世紀後半に集落が出来、以来何度か名前を変えつつ、19198年にヴィルヘルム二世によってモンシャウと名付けられました。
今はユースホステルとして使われているモンシャウ城は13世紀に建てられました。
世界大戦によって町が破壊されなかった為、古い中世の町並みが残っており、それが又ヨーロッパの雰囲気を醸し出しています。
この街で一番目立つのが、現在博物館になっている「赤い家」です。
16世紀にアーヘン宗教暴動から逃れてきたアーノルド・シュミッツがこの地域で上質な不織布を製造しました。
その後18世紀にベルギーから移住してきたシャイブラー一家によって、スペインの羊毛を使った織物業が盛んに成りました。
この一家が住んでいたのが、ルール川沿いに建つ赤い家です。
この町は通りも狭く、許可を持った車しか通過出来ません。ホテルの数も限られています。
私が町に到着したのは夕方の5時頃で、旅行者でごった返す観光地と言う雰囲気でした。
6時になるとお店は閉まり、車も行き来しないので、ゴーストタウンと化します。
何も予約しないで行ったのですが、運良く部屋が見つかったので、町中に滞在することが出来ました。
私のアイフェル国立公園のサイトも併せて見て下さいね。