彗星マックホルツ(Machholz, C/2004 Q2)は、2004年8月27日にアマチュア天文学者のドナルド・マックホルツによって発見された長周期彗星です。
この彗星は肉眼でも観測可能で、特に2004年12月から2005年1月にかけて、北半球の夜空で大変注目を集めました。
マックホルツ彗星は太陽系外縁部から来る長周期彗星で軌道周期は約118788.33年で、次に地球近傍に戻ってくるのは非常に遠い未来となります。
2004年12月にペルセウス座からおうし座付近を通過、2005年1月にプレアデス星団(すばる)の近くを通過しました。
最大光度は4等で肉眼での確認は非常に難しく、写真を撮って青緑色のコマ(ガス成分による発光)が確認出来る程度でした。
彗星のコマの色は、主に二酸化炭素やシアン(C2分子)の発光によるものです。
下記の写真の上にマウスを置くと、彗星の部分がハイライトされます。
デジカメの性能が未だ未熟だった頃の写真の為、画質はよく有りませんので、その点はご了承を。
撮影地:ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州、2004年12月19日
2005年1月6日